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SVリーグのルール|試合数と順位の決め方、チャンピオンシップの仕組み、外国人枠・アジア枠、チャレンジとベンチ入り人数

公開 バレー図鑑 編集部
こんな疑問に答えます
  • SVリーグの試合数は? 年間で何試合?
  • 順位はどうやって決まる? ポイントと勝ち数のどっちが先?
  • チャンピオンシップの仕組みは?
  • 外国人選手は何人まで出られる? アジア枠とは?
  • チャレンジは何回できる? ベンチ入りは何人?

SVリーグのルール(大会の決まり)で、まず押さえたいのは試合数と順位の決め方です。2026-27シーズンは1クラブあたり男子44試合・女子38試合で、順位は勝ち数(勝率)がいちばん優先され、ポイントは2番目です。リーグが公開している試合実施要項をもとに、チャンピオンシップ、外国籍選手の枠、チャレンジ、ベンチ入り人数まで順に説明します。

目次

01SVリーグの試合数は? 男子44試合・女子38試合(2026-27)

2026-27クラブ数対戦の仕方1クラブの試合数リーグ全体
男子12全クラブと4回ずつ44試合264試合
女子14同じ地区と4回、別の地区と2回38試合266試合

※公益社団法人SVリーグ「2026-27 大同生命SV.LEAGUE 試合実施要項」。リーグ全体の試合数は「クラブ数×1クラブの試合数÷2」でバレー図鑑が計算。チャンピオンシップの試合は含まない。

SVリーグのレギュラーシーズン(リーグ戦)の試合数は、1クラブあたり男子44試合、女子38試合です(2026-27シーズン)。男子は12クラブが総当たりを4回ずつ行い、同じ相手とホームで2試合、アウェーで2試合戦います。

女子は2026-27シーズンから14クラブが東地区と西地区に7クラブずつ分かれ、同じ地区の相手と4回ずつ(24試合)、別の地区の相手と2回ずつ(14試合)戦います。2025-26までは女子も44試合でした。リーグ全体の年間試合数は、男子264試合、女子266試合です。

レギュラーシーズンの期間は、男子が2026年10月17日〜2027年4月18日、女子が2026年10月10日〜2027年3月28日の予定です。そのあと上位のクラブで優勝を決めるチャンピオンシップがあります。

02順位の決め方は? 勝ち数(勝率)がいちばん先、ポイントは2番目

順番比べるもの計算
1勝率勝った試合の数 ÷ 行われた試合の数
2ポイントの合計下の表のとおり
3セット率取ったセット ÷ 取られたセット
4得失点率取った点 ÷ 取られた点
5そのチームどうしの対戦成績勝率→ポイント→セット率→得失点率
6抽選理事会が必要と判断したときだけ

SVリーグの順位の決め方は、まず勝率(勝ち数)で比べ、同じならポイントで比べます。試合数はどのクラブも同じなので、ふつうは「勝ち数が多いほうが上」と考えて大丈夫です。勝率の分母は「成立した試合」なので、中止になった試合があっても同じ物差しで比べられます。

試合の結果(セット数)もらえるポイント
3-0または3-1で勝ち3
3-2で勝ち2
2-3で負け1
0-3または1-3で負け0

ポイントは、勝ち方・負け方によって3・2・1・0と変わります。フルセット(3-2)までもつれると、勝ったチームは2ポイント、負けたチームも1ポイントをもらえます。バレーボールに引き分けはなく、どの結果でも1試合で配られるポイントは両チーム合わせて3です。

03【データ】ポイントが多くても順位は下? 実際の順位表で確かめる

シーズン順位・チーム勝敗ポイント
2024-25 男子1位 大阪ブルテオン37勝7敗106
2位 サントリー36勝8敗107
2025-26 女子5位 ヴィクトリーナ姫路28勝16敗82
6位 クインシーズ刈谷26勝18敗84
2025-26 女子1位 NECレッドロケッツ川崎36勝8敗104
2位 SAGA久光36勝8敗99
2025-26 男子5位 広島サンダーズ21勝23敗67
6位 東京グレートベアーズ21勝23敗66

※SVリーグ公式の順位表(レギュラーシーズン)からバレー図鑑が抜き出した。クインシーズ刈谷は2026-27シーズンからアリーザ愛知。

実際の順位表を見ると、ポイントより勝ち数が先なのがよく分かります。2024-25シーズンの男子は、サントリーのほうがポイントは1多い107でしたが、勝ち数が1つ多い大阪ブルテオン(37勝)が1位になりました。2025-26の女子でも、84ポイントのクインシーズ刈谷が、82ポイントのヴィクトリーナ姫路より下の6位です。

勝ち数が同じときは、ポイントで決まります。2025-26の女子はNECとSAGA久光が同じ36勝8敗で並び、ポイントの多いNECが1位でした。男子の5位と6位はわずか1ポイント差で、この差がチャンピオンシップの組み合わせを分けました。最新の順位表はSVリーグのデータページで見られます。

04チャンピオンシップの仕組みは? 男子6・女子8クラブのトーナメント

SVリーグ チャンピオンシップの流れ(2026-27)
男子(上位6クラブ)女子(8クラブ)準々決勝3位×6位4位×5位準々決勝各地区1〜3位+残りの上位2クラブ準決勝1位・2位がここから登場準決勝勝ち上がった4クラブファイナル(決勝)→ 勝てば年間優勝どのラウンドも2戦先勝(1勝1敗なら3試合目)
3位決定戦はない。出典:公益社団法人SVリーグ「2026-27 大同生命SV.LEAGUE 試合実施要項」「チャンピオンシップ 試合実施要項」、スポーツナビ(SVリーグ公式・2026年4月28日)。バレー図鑑が作図

SVリーグの優勝は、レギュラーシーズンの1位ではなく、上位のクラブが戦う「チャンピオンシップ(CS)」の勝者で決まります。CSは負けたら終わりのトーナメント(ノックアウト方式)で、どのラウンドも2戦先勝です。1勝1敗になったら3試合目で決着をつけます。

男子はレギュラーシーズンの上位6クラブが出場し、準々決勝は3位対6位と4位対5位です。1位と2位は準決勝から登場します(スポーツナビ・2026年4月28日)。女子は14クラブになったため8クラブが出場し、東西それぞれの1〜3位と、残る8クラブの中の上位2クラブが準々決勝から戦います。

準々決勝と準決勝は、レギュラーシーズンの順位が上のクラブ(女子は地区の順位が上のクラブ)のホームで行います。3位決定戦はなく、年間の最終順位はCSの成績を優先して決めます。2025-26の男子は、レギュラーシーズン2位の大阪ブルテオンがCSを勝ち抜いて優勝しました。

05外国人枠は何人まで? アジア枠とは

外国籍選手2026-27のルール
登録できる人数上限なし
コートに同時に立てる人数4人まで
 うち、アジア枠以外の外国籍選手3人まで
 うち、アジア特別枠の選手1人まで
アジア特別枠の国インドネシア・タイ・韓国・チャイニーズタイペイ(台湾)・フィリピン・ベトナム

※公益社団法人SVリーグ「試合実施要項」第14条、「選手の契約、移籍および登録に関する規程」第37〜39条(2026年7月1日更新)。

SVリーグの外国人枠は、コートに同時に立てる外国籍選手が4人までです。内訳は、アジア枠以外の外国籍選手が3人まで、アジア特別枠の選手が1人までです。登録できる人数には上限がないので、ベンチに外国籍選手が5人以上いても、コートに4人以内なら問題ありません。

アジア枠は、アジアの選手と日常的に試合ができる環境を作り、アジアでのリーグの価値を高めるために作られた枠です(選手の契約、移籍および登録に関する規程)。アジア特別枠の対象は上の6つの国・地域で、別に「アジア提携枠」もあります(対象国は順次決める・コートに立つ人数の制限なし)。

外国籍選手の枠は、SVリーグ1年目の2024-25は2人(+アジア枠1人)でした。もともと2027-28からの予定だった3人への拡大が1年早まり、2026-27シーズンから3人になりました(SVリーグ公式・2025年3月18日)。2025-26シーズンの男子の総得点ランキングでは上位10人のうち7人が外国籍選手で(SVリーグの人気の記事)、枠が広がると日本人選手の出場時間にも影響します。

06チャレンジシステムとは? 回数と対象、誤審への声

チャレンジで確認できる判定例
ボールのイン・アウトサイドライン・エンドラインの判定
ブロックタッチブロックの手にボールが触れたか
タッチネット・オーバーネットネットに触れたか、相手側でボールに触れたか
アンテナアンテナに触れたか、外側を通ったか
ラインの踏み越しサーブ・アタックライン・センターライン
フロアタッチ・ラストタッチ床に落ちたか、最後に触ったのは誰か

※試合実施要項 第12条の10項目をまとめた。

チャレンジシステムとは、判定に疑問があるとき、監督(ヘッドコーチ)が映像での確認を求められる仕組みです。SVリーグでは全試合で使われます。監督が要求できるのは1セットに2回までで、判定がくつがえった(成功)ときや映像で判断できなかったときは回数が減らず、失敗すると1回分を失います。

チャレンジは、疑わしいプレーの直後に要求しないと無効です。ブロックタッチやネットへの接触などは、ラリーが終わってから要求できます。チャレンジを要求したチームは、次のラリーが終わるまでタイムアウトを取れません。

「誤審」については、選手からも声が出ています。西田有志選手(大阪ブルテオン)はSVリーグ1年目を振り返って「審判に関しての問題が非常に大きかった」と話し、自分の発言は「文句ではなく意見」だとしています(web Sportiva・2025年7月15日)。チャレンジは、こうした判定の間違いを試合中に直すための仕組みです。

07ベンチ入り人数は何人? 試合のそのほかの決まり

項目SVリーグの決まり(2026-27)
ベンチ入りできる選手12〜14人(リベロは2人まで。13・14人なら1人以上はリベロ)
ベンチ入りできるスタッフ8人まで(監督・コーチを1人ずつ必ず入れる)
タイムアウト1セット2回まで・1回30秒
選手交代1セット8回まで
セットの間の休み3分(第2セットと第3セットの間は15分)
試合球ボールを5個使う「5ボールシステム」

※試合実施要項 第8〜16条。

SVリーグのベンチ入り人数は、選手12〜14人です。リベロ(守備専門で、ユニフォームの色が違う選手)は2人までで、13人か14人を登録するときは1人以上をリベロにする決まりです。試合中にベンチに座れる選手は8人までです。

第2セットと第3セットの間は15分の長い休みで、会場ではこの時間にイベントが行われることがあります。ただし第3セットが始まる前の3分間は、コートでイベントを行えない決まりです。会場での過ごし方はSVリーグ観戦ガイドで紹介しています。

よくある質問

SVリーグの試合は何セットマッチ?

5セットマッチで、3セットを先に取ったチームが勝ちです。第1〜4セットは25点、第5セットは15点先取(2点差がつくまで続く)という基本はバレーボールの国際ルールと同じです。

SVリーグに引き分けはある?

ありません。必ず3セットを取ったほうが勝ちます。ただし3-2の勝ちは2ポイント、2-3の負けでも1ポイントがもらえます。

外国籍選手は何人まで登録できる?

登録できる人数に上限はありません。試合でコートに同時に立てる人数が、アジア特別枠をのぞいて3人まで、アジア特別枠1人までと決まっています(選手の契約、移籍および登録に関する規程・試合実施要項)。

チャンピオンシップはいつ?

2026-27シーズンのチャンピオンシップの日程と会場は、2026年10月時点で発表されていません。2025-26シーズンは2026年5月1日〜17日に行われました。

まとめ:SVリーグは「勝ち数→ポイント」で順位、CSで優勝が決まる

  • 試合数は1クラブあたり男子44試合・女子38試合(2026-27)。リーグ全体では男子264試合・女子266試合
  • 順位は勝率(勝ち数)がいちばん先。同じならポイント(3-0・3-1の勝ち3、3-2の勝ち2、2-3の負け1)
  • 優勝はチャンピオンシップで決まる。男子は上位6、女子は8クラブが出場し、どのラウンドも2戦先勝
  • 外国籍選手はコートに4人まで(アジア枠以外3人+アジア特別枠1人)。登録人数は上限なし
  • チャレンジは1セット2回まで(成功なら減らない)。ベンチ入りは選手12〜14人

SVリーグそのものの成り立ちやチーム一覧、昇格・降格はSVリーグとは?の記事で説明しています。どのチームが強いかはSVリーグの人気の記事、試合を見に行くならチケットの値段と買い方もどうぞ。

※この記事の情報は2026年10月12日時点のものです。

出典・参考

  1. 公益社団法人SVリーグ「2026-27 大同生命SV.LEAGUE 試合実施要項」(2026年9月9日更新) https://www.svleague.or.jp/pdf/about/rule/2026/match_guidelines_20260909.pdf
  2. 公益社団法人SVリーグ「2026-27 大同生命SV.LEAGUE チャンピオンシップ 試合実施要項」 https://www.svleague.or.jp/pdf/about/rule/2026/match_guideline_championship_20260617.pdf
  3. 公益社団法人SVリーグ「選手の契約、移籍および登録に関する規程」(2026年7月1日更新) https://www.svleague.or.jp/pdf/about/rule/2026/regulations_of_players_20260701.pdf
  4. SV.LEAGUE「2026-27 大同生命SV.LEAGUEの開催概要」(2026年7月1日) https://www.svleague.jp/news/detail/100093
  5. SV.LEAGUE 順位表(2024-25・2025-26 レギュラーシーズン) https://www.svleague.jp/match/sv/men/standings/
  6. スポーツナビ「【SV男子CS QF見どころ】男子のチャンピオンシップがついにスタート!」(2026年4月28日) https://sports.yahoo.co.jp/official/detail/2026042800103-spnaviow
  7. web Sportiva「西田有志が包み隠さず語る1年目のSVリーグの課題と手ごたえ」(2025年7月15日) https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/otherballgame/volleyball/2025/07/15/1sv/?page=2
バレー図鑑 編集部

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