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SVリーグの人気は? 観客数は男子16%・女子47%増|人気チーム別の観客数、盛り上がらない理由、レベルと強いチーム

公開 バレー図鑑 編集部
こんな疑問に答えます
  • SVリーグは人気がある? 観客数は?
  • 人気チームはどこ? チーム別の観客数は?
  • 「盛り上がらない」「つまらない」と言われるのはなぜ?
  • レベルは高い? どこが強い? 日本代表はどのチーム?

SVリーグの人気は、観客数で見ると伸びています。2025-26シーズンの1試合の平均観客数は男子3,517人、女子1,760人で、前のシーズンよりそれぞれ16%・47%増えました。公式記録をバレー図鑑が集計した数字で、人気チーム、問題点、レベルと強さを見ていきます。

目次

01SVリーグは人気? 2年目に観客が男子16%・女子47%増えた

レギュラーシーズン2024-252025-26増え方
男子の平均観客数3,022人3,517人+16%
女子の平均観客数1,201人1,760人+47%
男子の総観客数661,728人773,673人+17%
女子の総観客数369,958人542,074人+47%

※SVリーグ公式記録(A帳票)の入場者数をバレー図鑑が集計。男子は2024-25が219試合(入場者数の記録がある試合)、2025-26が220試合、女子は両シーズン308試合。

SVリーグ(2024年に始まった日本のバレーボールのトップリーグ)の人気は、観客数で見ると伸びています。1試合の平均観客数は、2シーズン目の2025-26に男子が3,517人(前のシーズンより16%増)、女子が1,760人(47%増)になりました。

とくに女子の伸びが大きく、観客が1,000人に届かなかった試合は、2024-25の149試合(全体の約半分)から2025-26は49試合に減りました。男子では2026年1月18日、ウルフドッグス名古屋とサントリーサンバーズ大阪の試合(IGアリーナ)に14,073人が入り、SVリーグの歴代最多になっています(SVリーグ公式)。

SVリーグの大河正明チェアマンによると、男子は席の85%以上が埋まる「満員」の試合がすでに半分を超え、男女合計のシーズンの総観客数は2024-25の112万人から2025-26は143万人に増えました(バレーボールキング・2026年8月10日)。

観客の顔ぶれにも特徴があります。大河チェアマンによると、男子の試合の観客は女性が7〜8割で、年代は20代と40代が多いそうです(スポーツナビ・2025年5月10日)。

02【データ】人気チームはどこ? チーム別の観客数

SVリーグ男子 ホームゲームの平均観客数(人)
2025-262024-25東京GB5,700サントリー5,497大阪ブルテオン4,880WD名古屋4,373STINGS愛知2,947日鉄堺BZ2,784広島TH2,590東レ静岡2,430VC長野2,107ヴォレアス1,858
2025-26・2024-25レギュラーシーズンの各クラブのホームゲーム22試合(2024-25の広島は21試合)。VC長野トライデンツは2026-27シーズンから信州松本トライデンツ。出典:SV.LEAGUE 公式記録(A帳票の入場者数)。バレー図鑑が集計・作図

男子でホームゲームの観客がいちばん多かったのは、東京グレートベアーズ(平均5,700人)です。2位のサントリーサンバーズ大阪(5,497人)、3位の大阪ブルテオン(4,880人)までが、平均で4,000人を大きく超えています。東京グレートベアーズは有明コロシアムなど都内の大きな会場で試合を開き、2025-26シーズンの総来場者数125,400人は、SVリーグのシーズン最多だと発表しています(バレーボールマガジン・2026年4月21日)。

伸びが大きかったのはウルフドッグス名古屋で、2,829人から4,373人へ5割以上増えました。歴代最多の14,073人を記録したIGアリーナでの試合が、平均を押し上げています。

女子(2025-26)平均観客数2024-25
SAGA久光スプリングス3,324人2,240人
NECレッドロケッツ川崎2,899人1,953人
東レアローズ滋賀2,322人1,786人
ヴィクトリーナ姫路2,092人1,424人
デンソーエアリービーズ1,709人782人
(14クラブ中14位)アランマーレ山形※916人656人

女子の人気チームは、SAGA久光スプリングス(平均3,324人)とNECレッドロケッツ川崎(2,899人)です。SAGA久光は佐賀市のSAGAアリーナで、女子のレギュラーシーズン最多となる6,401人(2026年3月15日)を集めました。14クラブすべてで、平均観客数が前のシーズンより増えています(※アランマーレ山形は2026-27シーズンからアランマーレ秋田庄内)。クラブ別の数字はSVリーグのデータページでも見られます。

03「盛り上がらない」「つまらない」と言われるのはなぜ? 問題点と変化

よく言われることデータ・事実
観客が少ない男子の平均は3,517人、女子は1,760人(2025-26)。どちらも増えているが、女子は1,000人未満の試合がまだ49試合ある
強いチームが決まっている2025-26の男子は1位サントリーが40勝4敗、2位大阪ブルテオンが38勝6敗。上位2チームの差が大きかった
リーグの決め方が分かりにくい初年度はチーム数の偶数・奇数の都合での昇格見送り、対戦数の偏りなどに批判が出た(スポーツナビ)
テレビで見られない全試合はネット配信(J SPORTSオンデマンド)。全国のテレビ放送は一部の試合だけ

「盛り上がらない」「つまらない」という声は、観客数の少ない試合があることや、テレビで見る機会が少ないことから出ていると考えられます。女子は伸びたとはいえ平均1,760人で、会場によって空席が目立つ試合もあります。全試合を見られるのはネット配信で、全国放送は2026-27シーズン開幕期の女子では1試合(NHK BS)が発表されているだけです。

リーグの運営にも初年度は厳しい声がありました。スポーツナビは、ライセンスを取った北海道イエロースターズの昇格がチーム数を偶数にするために見送られたこと、44試合の中で対戦相手によって対戦数が違うことなどを挙げ、「ファンや選手とリーグのコミュニケーション不足」を指摘しています(2025年5月10日)。2026-27シーズンは北海道イエロースターズとフラーゴラッド鹿児島が加わり、男子は12クラブで総当たり4回ずつの44試合になりました(SVリーグ公式)。

04SVリーグのレベルは? 世界の代表クラスの選手が集まる

2025-26 男子の総得点選手(国籍)チーム得点
1位ステファン・ボワイエ(フランス)ジェイテクトSTINGS愛知869
2位ドミトリー・ムセルスキー(ロシア)サントリーサンバーズ大阪821
3位バルトシュ・クレク(ポーランド)東京グレートベアーズ743
4位宮浦健人(日本)ウルフドッグス名古屋709
6位西田有志(日本)大阪ブルテオン651
7位髙橋藍(日本)サントリーサンバーズ大阪647

※SVリーグ公式の個人ランキング(レギュラーシーズン・規定の出場数に届いた選手)。国籍はリーグ登録の国籍。

SVリーグのレベルは、世界各国の代表クラスの外国籍選手と、日本代表の選手が一緒に戦う高いレベルです。2025-26シーズンの男子の総得点ランキングでは、上位10人のうち7人が外国籍選手で、日本人の最高は4位の宮浦健人選手でした。女子では上位10人のうち9人が外国籍選手です。

SVリーグは「2030年までに世界最高峰のリーグ」になることを目標にしています(SVリーグ公式)。国際バレーボール連盟の大会を運営するVolleyball Worldは、SVリーグを「世界で最もエキサイティングで急成長しているリーグのひとつ」と評価し、日本以外の全世界に配信しています(SVリーグ公式・2025年9月17日)。クラブの国際大会では、大阪ブルテオンが2025年12月の男子世界クラブ選手権(ブラジル)で準優勝し、日本のクラブとして初めて決勝に進みました(SVリーグ公式・2025年12月22日)。それでも「世界最高峰」は、リーグ自身が2030年に向けて掲げている目標の段階です。

05どこが強い? 2025-26は男子が大阪ブルテオン、女子がSAGA久光が優勝

シーズン男子の優勝
(レギュラーシーズン1位)
女子の優勝
(レギュラーシーズン1位)
2024-25サントリーサンバーズ
(大阪ブルテオン 37勝7敗)
大阪マーヴェラス
(大阪マーヴェラス 37勝7敗)
2025-26大阪ブルテオン
(サントリー 40勝4敗)
SAGA久光スプリングス
(NECレッドロケッツ川崎 36勝8敗)

SVリーグの優勝は、レギュラーシーズンの上位チームが戦うチャンピオンシップで決まります。男子はサントリーサンバーズ大阪と大阪ブルテオンの「2強」で、2シーズンとも2チームがレギュラーシーズン1位・2位とチャンピオンシップ優勝を分け合いました。2025-26シーズンはサントリーがレギュラーシーズンを40勝4敗で1位通過し、チャンピオンシップのファイナルで大阪ブルテオンが勝ちました。

女子は2シーズンで優勝チームが変わりました。2025-26シーズンはNECレッドロケッツ川崎とSAGA久光スプリングスが36勝8敗で並び、チャンピオンシップはSAGA久光が制しました。順位表の全体はSVリーグのデータページにまとめています。

06日本代表の選手はどのチーム? 男子は大阪ブルテオンが8人で最多

男子(36人)人数女子(37人)人数
大阪ブルテオン8SAGA久光スプリングス5
サントリーサンバーズ大阪5NECレッドロケッツ川崎4
広島サンダーズ4群馬・姫路・大阪MV・PFU・東レ滋賀各2
ジェイテクトSTINGS愛知4KUROBE・アリーザ愛知各1
東京グレートベアーズ3海外のクラブ9
WD名古屋・東レ静岡各2大学・高校7
VC長野1
海外のクラブ4
大学・高校3

2026年度の日本代表登録メンバー(日本バレーボール協会・2026年10月11日時点)では、男子36人のうち29人がSVリーグのクラブに所属しています。いちばん多いのは大阪ブルテオンの8人で、西田有志選手やエバデダン・ラリー選手がいます。女子は37人のうち21人がSVリーグで、SAGA久光スプリングスの5人が最多です。女子は海外のクラブでプレーする選手が9人と多いのが特徴です。

代表の選手を目当てに見に行くなら、選手図鑑で所属クラブを確かめて、そのクラブのホームゲームを選ぶのがおすすめです。

よくある質問

SVリーグとVリーグの違いは?

SVリーグは2024-25シーズンに、それまでのVリーグのトップカテゴリーを作り替えて始まったリーグです。2030年までに世界最高峰のリーグになることを目標にしています。

SVリーグの観客数はBリーグより多い?

この記事ではリーグどうしの比較はしていません。SVリーグの観客数はSVリーグ公式記録の入場者数を集計したもので、男子は平均3,517人(2025-26)です。

2026-27シーズンは何チーム?

男子12クラブ、女子14クラブです。男子には北海道イエロースターズとフラーゴラッド鹿児島が加わりました。

まとめ:SVリーグの人気は観客数で伸びている、人気チームは東京GB・サントリー・SAGA久光

  • 2025-26シーズンの平均観客数は男子3,517人(16%増)、女子1,760人(47%増)
  • 人気チームは男子が東京グレートベアーズ・サントリー・大阪ブルテオン、女子がSAGA久光・NEC
  • 「盛り上がらない」の背景には、観客の少ない試合やテレビ放送の少なさ、初年度の運営への批判がある
  • 得点上位は外国籍選手が多く、世界の代表クラスと日本代表が戦うレベル
  • 男子はサントリーと大阪ブルテオンの2強。日本代表は大阪ブルテオンに8人

実際に見に行くなら、SVリーグ観戦が初めての人へとSVリーグのチケットの値段と買い方をどうぞ。

※この記事の情報は2026年10月11日時点のものです。観客数は2025-26シーズンまでの公式記録をバレー図鑑が集計したものです。

出典・参考

  1. SV.LEAGUE 公式記録(2024-25・2025-26の入場者数・バレー図鑑が集計) https://www.svleague.jp/
  2. SV.LEAGUE「大同生命SV.LEAGUE 歴代最多入場者数を更新」(2026年1月17日) https://www.svleague.jp/news/detail/23805
  3. SV.LEAGUE「大同生命SV.LEAGUE WOMEN 歴代最多入場者数を更新」(2026年1月31日) https://www.svleague.jp/news/detail/23847
  4. バレーボールマガジン「東京グレートベアーズ 2025-26シーズン総入場者数12万人達成!」(2026年4月21日・Yahoo!ニュース) https://news.yahoo.co.jp/articles/7f7eb3b3adba2d455ca7ed6779827f2b0b9cdf88
  5. バレーボールキング「事業収入290億円、動員143万人。大河チェアマンが振り返る…」(2026年8月10日・Yahoo!ニュース) https://news.yahoo.co.jp/articles/40fc37210560fe9138320b5634d32c6ed238186b
  6. SV.LEAGUE「大阪ブルテオンが2025男子世界クラブ選手権大会で準優勝」(2025年12月22日) https://www.svleague.jp/news/detail/23775
  7. スポーツナビ「昇格、試合数、日程、ライセンス、プロ化……SVリーグ大河チェアマンはファン、選手の疑問にどう答えるのか?」(2025年5月10日) https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/2025051000001-spnavi
  8. SV.LEAGUE「2026-27 大同生命SV.LEAGUEの開催概要」(2026年7月1日) https://www.svleague.jp/news/detail/100093
  9. SV.LEAGUE「VBTVで日本を除く全世界で配信が決定」(2025年9月17日) https://www.svleague.jp/news/detail/23629
  10. SV.LEAGUE 公式「大同生命SV.LEAGUEの楽しみ方」 https://svguide.svleague.jp/
  11. SV.LEAGUE 個人ランキング・順位表(2024-25・2025-26) https://www.svleague.jp/record/sv/men/
  12. 日本バレーボール協会 2026年度 男子日本代表 登録メンバー https://www.jva.or.jp/national_team/2026/men_member/
  13. 日本バレーボール協会 2026年度 女子日本代表 登録メンバー https://www.jva.or.jp/national_team/2026/women_member/
バレー図鑑 編集部

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