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選手のプロフィール

髙橋藍の移籍先はポーランドのルブリン|サントリー退団の理由と所属チームの歩み

公開 バレー図鑑 編集部
こんな疑問に答えます
  • 髙橋藍の所属チームはどこ? いつ移籍した?
  • サントリーを退団した理由は?
  • ルブリンはどんなクラブ? 試合はいつ・どこで見られる?
  • イタリア時代の経歴は? 英語やイタリア語は話せる?

髙橋藍選手の所属チームは、2026-27シーズンからポーランドのBOGDANKA LUK Lublin(ボグダンカ・ルク・ルブリン)です。2026年5月29日に移籍が正式に発表され、リベロの小川智大選手も同じクラブに入りました。クラブ公式の発表と大手メディアの報道、選手図鑑のデータをもとに、退団の理由から試合の見方までまとめます。

目次

01髙橋藍の移籍先はポーランドのルブリン。2026年5月29日に正式発表

髙橋藍の所属クラブと背番号(丸の数字)
2021-22パドヴァイタリア14日体大2年で入団2022-23パドヴァイタリア142季目2023-24モンツァイタリア12セリエA準優勝2024-25サントリー日本12SVリーグ初代王者2025-26サントリー日本12主将・準優勝2026-27ルブリンポーランド12移籍1季目
出典:イタリア・セリエA公式(Lega Pallavolo)の選手ページ、サントリーサンバーズ大阪とBOGDANKA LUK Lublinの発表、デイリースポーツ(2026年5月19日)。パドヴァは2021年11月29日に入団発表。バレー図鑑が作図

髙橋藍選手は、2026-27シーズンからポーランド1部リーグのBOGDANKA LUK Lublin(ボグダンカ・ルク・ルブリン)でプレーします。クラブの公式サイトが2026年5月29日に加入を発表しました。背番号は、イタリアのモンツァやサントリーと同じ12です。

上の図のとおり、髙橋選手の所属は、日本体育大学に在学中だった2021年のイタリア挑戦から数えて4つ目のクラブになります。海外でプレーするのは、モンツァを離れた2024年以来、3シーズンぶりです。

同じく日本代表のリベロ、小川智大選手も、2026年6月1日にルブリンへの加入が発表されました。2人はサントリーサンバーズ大阪の2025-26シーズンのチームメイトで、そろってポーランドへ移りました。

02移籍の流れ:うわさから正式発表、ポーランドへの出発まで

日テレスポーツ【公式】「【ロス五輪へ常に高いレベルで】高橋藍が今季ポーランドリーグ挑戦へ決意語る|サントリースポーツ新プロジェクト発表会」(2026年9月公開)。2026年9月の発表会で、髙橋藍選手がポーランドでの挑戦への決意を語った映像
日付できごと
2026年1月13日イタリアの専門誌が、髙橋・小川両選手のルブリン移籍の可能性を報道
2026年1月24日本人は「公式の発表まで待ってもらえれば」と話し、否定も肯定もせず
2026年4月24日サントリーが契約満了による退団を発表(小川選手も同じ日)
2026年5月17日SVリーグのファイナルで大阪ブルテオンに敗れ、サントリーでの最後の試合に
2026年5月29日ルブリンが髙橋選手の加入を正式に発表
2026年9月22日アジア選手権を終え、関西空港からポーランドへ出発
2026年10月1日ルブリンの市庁舎で、小川選手とともに入団のお披露目

移籍のうわさは2026年1月から出ていましたが、髙橋選手は公式の発表まで多くを語りませんでした。サントリーで最後のシーズンを終えたあと、5月29日に移籍が正式に決まっています。

9月に日本代表としてアジア選手権を戦い、ロサンゼルス五輪の出場権を取ってから、9月22日にポーランドへ向かいました。出発の際は、「世界トップの国で、トップの選手とやれることはとても楽しみ」と話しています(デイリースポーツ)。

フジテレビバレーボールの公式Instagram。2026年9月22日、髙橋藍選手がポーランドへ出発したことを伝えた投稿

03サントリー退団の理由は? 発表は「契約満了」、本人は「新しい環境で挑戦したい」

だれが何と言ったか
サントリー(2026年4月24日)契約満了による退団
本人(2026年4月24日)感謝のコメントだけで、理由には触れず
本人(2026年5月29日)「もう一度新しい環境に身を置いて挑戦したい」。一番の理由は五輪の金メダル
本人(2026年9月22日)「常に新たな環境を求めることが自分自身の成長につながる」

サントリーの発表は「契約満了」による退団でした。2026年4月24日の時点で、本人のコメントは「この2年は今後にも繋がる大きな経験に」など感謝の言葉が中心で、退団の理由には触れていません。

理由として本人が語ったのは、移籍が決まった5月29日です。もっと成長したいという思いから「もう一度新しい環境に身を置いて挑戦したい」と考え、その一番の理由としてオリンピックで金メダルを取ることを挙げました(月刊バレーボール・バレーボールキング)。

2024年にイタリアからサントリーに移ったときも、本人は「新たな環境に身を置き」挑戦すると話していました。環境を変えて成長する、という考え方は一貫しています。インターネット上には退団理由を推測した記事もありますが、本人やクラブが語っていないことは、この記事では理由として扱いません。

サントリーでの2シーズンの成績

サントリーでは、2024-25シーズンにSVリーグの初代王者となり、チャンピオンシップの最優秀選手に選ばれました。キャプテンを務めた2025-26シーズンは、レギュラーシーズン1位でしたが、ファイナルで大阪ブルテオンに1勝2敗で敗れ、準優勝でした。2シーズン続けてベスト6とベストレシーブにも選ばれています(デイリースポーツ)。

04ルブリンはどんなクラブ? 2024-25シーズンのポーランド王者

シーズンルブリンの主な成績
2023-24ポーランド1部で5位(初めて欧州カップの出場権)
2024-25ポーランド1部で優勝。CEVチャレンジカップ(欧州のカップ戦)も優勝
2025-26ポーランド1部で準優勝。スーパーカップとポーランドカップで優勝、欧州チャンピオンズリーグはベスト8

ルブリンは、ポーランド東部の都市ルブリンを本拠地とするクラブです。2013年にできた比較的新しいクラブですが、1部に上がってから急速に力をつけ、2024-25シーズンにポーランドの王者になりました(クラブ公式の沿革)。ホームの体育館は4,221席です。

ポーランドは男子バレーが盛んな国の1つで、チームにはポーランド代表のウィルフレド・レオン選手など、世界的なアウトサイドヒッターがいます。髙橋選手は、レオン選手の対角(ローテーションで斜め向かいに入る、同じ役割の2人)を任せたいと誘われたと報じられています(月刊バレーボール)。

小川智大もサントリーからルブリンへ

小川智大選手は、ウルフドッグス名古屋(2019〜2024年)、ジェイテクトSTINGS愛知(2024-25シーズン)、サントリー(2025-26シーズン)を経て、初めて海外のクラブに移りました。髙橋選手は、移る先のチームに日本人がいるのは初めてだと話しています(バレーボールマガジン)。

052026-27シーズンの日程と日本での見方

日付(現地)試合日本時間
2026年10月17日ポーランド1部リーグ開幕―
2026年10月18日 15:00リーグ初戦 ZAKSA戦(アウェー)10月18日 22:00
2026年10月21日 17:30第2節 トレフル・グダニスク戦(ホーム)10月22日 0:30
2026年10月25日 14:45スーパーカップ アルロン・ザビエルチェ戦10月25日 22:45

ポーランド1部リーグは、2026-27シーズンから名前が「TAURON Liga(タウロン・リーガ)」に変わりました(それまでは「PlusLiga」)。開幕は2026年10月17日で、ルブリンの初戦は10月18日、日本時間の22時からのアウェーのZAKSA戦です(クラブ公式の日程)。

なお、クラブは10月1日の記事で、日本人2人の公式デビューを10月21日のホーム戦と案内しています。初戦の10月18日に出るかどうかは、公式の発表では確かめられませんでした。欧州チャンピオンズリーグにも出場し、グループでイタリアのヴェローナ、フランスのトゥールなどと戦います。

日本からはVBTVの有料配信で見られる

ポーランド1部リーグの試合は、国際大会を運営するVolleyball Worldの配信サービスVBTV(Volleyball TV)が、ポーランド国外での配信を独占しています(Volleyball World)。実況は英語で、料金は時期によって変わるため、申し込む前にVBTVの公式サイトで確かめてください。日本のテレビ局が中継するという公式の発表は、2026年10月7日時点で見つかりませんでした。

06イタリア時代の経歴:大学2年でパドヴァへ、モンツァで準優勝3つ

髙橋藍選手本人のInstagram。2023年6月、2023-24シーズンからモンツァでプレーすることを報告した投稿

髙橋選手の海外挑戦は、日本体育大学2年だった2021年に始まりました。11月29日にイタリア1部(セリエA)のパドヴァへの入団が発表され、12月の全日本インカレのあとにイタリアへ渡りました。パドヴァでは2シーズン、背番号14でプレーしています。

シーズンクラブ背番号主な成績
2021-22パドヴァ14シーズン途中から加入
2022-23パドヴァ14―
2023-24モンツァ12セリエA・コッパイタリア・CEVチャレンジカップの3つで準優勝

2023-24シーズンに移ったモンツァでは、セリエAのプレーオフで決勝に進み、ペルージャに敗れて準優勝でした。国内のカップ戦(コッパイタリア)と欧州のCEVチャレンジカップも、ともに決勝で敗れて準優勝です。セリエA公式の記録では、イタリアの3シーズンで81試合に出て779得点を挙げました。

※ルブリンの発表など一部に「チャレンジカップ優勝」とする記事がありますが、欧州バレーボール連盟(CEV)の記録では準優勝です。

英語・イタリア語は話せる? 何カ国語?

本人の手記によると、イタリアに来る前は「英語もほとんど話せませんでした」。パドヴァでは地元の大学の教授に英語を習い、日常会話ができるようになりました(Number Web・2022年4月)。チームの指示は基本的にイタリア語で、2季目には英語とイタリア語の「どちらも勉強しています」と話しています(web Sportiva・2023年1月)。

2023年のネーションズリーグでは、試合後のインタビューに英語で答えました。ただ、「何カ国語を話せるか」を本人や大手メディアが言い切った情報は見つかりませんでした。ポーランド語について話した報道も、2026年10月7日時点では見つかっていません。

07【データ】移籍のニュースの日と、代表戦の日の閲覧数

日付できごとWikipediaの閲覧数
2026年4月24日サントリーが退団を発表5,057回
2026年5月29日ルブリンが加入を発表3,016回
2026年9月22日ポーランドへ出発3,214回
2026年10月1日ルブリンで入団のお披露目6,536回
2026年9月13日(参考)アジア選手権の決勝で優勝55,072回

日本語版Wikipediaの「髙橋藍」の閲覧数を、移籍のニュースがあった日で比べました。2025年10月1日〜2026年10月6日の1日の中央値(ふつうの日の目安)は871回なので、移籍のニュースの日は、ふつうの日の3.5〜7.5倍読まれています。

それでも、日本代表がアジア選手権で優勝した日の5万5,072回は、移籍のニュースの日の8〜18倍にあたります。髙橋選手のことを調べる人は、クラブの話題よりも日本代表の試合をきっかけにしていることが多いと分かります。なお、2026年10月7日時点の男子日本代表36人のうち、海外のクラブに所属するのは髙橋選手、小川選手、石川祐希選手(トルコ)、大塚達宣選手(イタリア)の4人です。

※閲覧数はWikimedia Pageviews(利用者による閲覧・UTCの日区切り)をバレー図鑑が集計。日本代表の所属は日本バレーボール協会の登録メンバーの表記によります。

よくある質問

髙橋藍の来シーズン(2026-27シーズン)の所属チームは?

2026-27シーズンはポーランド1部のBOGDANKA LUK Lublin(ルブリン)です。サントリーサンバーズ大阪は2026年4月24日に契約満了での退団を発表しました。

髙橋藍とルブリンの契約は何年? 年俸は?

契約の年数も年俸も公表されていません。

髙橋藍は何カ国語話せる?

「何カ国語」と本人や大手メディアが言い切った情報は見つかりませんでした。日本語のほか、英語はインタビューに答えられるくらい話し、イタリア語はイタリア時代に勉強していました。

兄の髙橋塁も一緒にポーランドへ行った?

行っていません。兄の髙橋塁さんは2026-27シーズンもサントリーサンバーズ大阪と契約を更新しています。

ポーランドのリーグの名前は?

2026-27シーズンから「TAURON Liga(タウロン・リーガ)」に変わりました。それまでは「PlusLiga(プルスリーガ)」という名前で、日本の報道ではこちらの名前もよく使われています。

まとめ:髙橋藍は2026-27シーズン、ポーランドのルブリンで新しい挑戦

  • 所属チームは2026-27シーズンからポーランドのBOGDANKA LUK Lublin。背番号12で、小川智大も同じクラブ
  • サントリーの発表は「契約満了」。本人は「新しい環境で挑戦したい」と話し、一番の理由に五輪の金メダルを挙げた
  • ルブリンは2024-25シーズンのポーランド王者。チームにはレオンなど世界的な選手がいる
  • リーグ初戦は2026年10月18日(日本時間22時)。日本からはVBTVの有料配信で見られる
  • イタリアではパドヴァ(2季)とモンツァ(1季)でプレー。英語とイタリア語はイタリアで身につけた

ほかの海外組の選手の身長や所属は選手図鑑で、閲覧数の順位は注目度ランキングで見られます。

髙橋選手のプレーの特徴は髙橋藍はどんな選手?に、年俸やスポンサーの話は髙橋藍の人気はどれくらい?にまとめています。兄の髙橋塁さんとの関係は髙橋藍はハーフ?クォーター?をどうぞ。

※この記事の情報は2026年10月7日時点のものです。

出典・参考

  1. BOGDANKA LUK Lublin「Ran Takahashi w BOGDANCE LUK Lublin!」(2026年5月29日) https://lkpslublin.pl/aktualnosci/ran-takahashi-w-bogdance-luk-lublin
  2. BOGDANKA LUK Lublin「Tomohiro Ogawa w BOGDANCE LUK Lublin!」(2026年6月1日) https://lkpslublin.pl/aktualnosci/tomohiro-ogawa-w-bogdance-luk-lublin
  3. BOGDANKA LUK Lublin クラブの歴史 https://lkpslublin.pl/klub/historia
  4. BOGDANKA LUK Lublin 試合日程 https://lkpslublin.pl/sezon/terminarz
  5. BOGDANKA LUK Lublin「Nowi siatkarze zaprezentowani w Lublinie」(2026年10月1日) https://lkpslublin.pl/aktualnosci/nowi-siatkarze-zaprezentowani-w-lublinie
  6. 日本バレーボール協会 2026年度 男子日本代表 登録メンバー https://www.jva.or.jp/national_team/2026/men_member/
  7. デイリースポーツ(サントリー退団発表の記事・2026年4月24日) https://www.daily.co.jp/general/2026/04/24/0020279951.shtml
  8. バレーボールキング(サントリー退団発表の記事・2026年4月24日) https://volleyballking.jp/article/78569/
  9. 月刊バレーボール(ルブリン移籍発表の記事・2026年5月29日) https://www.getsuvolley.com/260529_takahashiran_poland
  10. バレーボールキング(ルブリン移籍発表の記事・2026年5月29日) https://volleyballking.jp/article/81951/
  11. デイリースポーツ(ポーランドへ出発の記事・2026年9月22日) https://www.daily.co.jp/general/2026/09/22/0020848599.shtml
  12. バレーボールキング(ポーランドリーグ2026-27の開幕と視聴方法・2026年8月26日) https://volleyballking.jp/article/89149/
  13. Volleyball World「VBTV as the new international home for Poland’s premier volleyball leagues」 https://en.volleyballworld.com/news/volleyball-world-announces-vbtv-as-the-new-international-home-for-poland-s-premier-volleyball-leagues-plusliga-and-tauronliga
  14. Lega Pallavolo Serie A 選手ページ(髙橋藍) https://www.legavolley.it/player/TAK-RAN-01
  15. CEV「Poland's Projekt Warszawa claims CEV Challenge Cup 2024 men's title」(2024年2月27日) https://www.cev.eu/articles/club-volleyball/poland-s-projekt-warszawa-claims-cev-challenge-cup-2024-men-s-title/
  16. Number Web(髙橋藍の手記・2022年4月8日) https://number.bunshun.jp/articles/-/852720
  17. web Sportiva(イタリア2季目のインタビュー・2023年1月6日) https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/otherballgame/volleyball/2023/01/06/post_1/
  18. Wikimedia Pageviews(日本語版Wikipedia「髙橋藍」) https://pageviews.wmcloud.org/
バレー図鑑 編集部

公式の発表と記録を出典に、数字で確かめられることだけを書いています。うわさや憶測は載せません。→ 編集方針