- 石川真佑は
何が すごい? - プレースタイルと
強みは? - レシーブは
下手なの? - キャプテンは
いつから? 前の キャプテンは? - サーブが
相手の 背中に 当たったのは どの 試合? - いつから
日本代表?
石川真佑(いしかわ・まゆ)選手のすごさは、身長174cmと世界では小柄なのに、攻撃と守備の両方で世界トップ級の数字を残していることです。2025年の世界選手権では総得点3位、アタックの得点2位、サーブレシーブの成功数1位で、大会のベストアウトサイドヒッターに選ばれました。強みやキャプテンとしての歩み、話題になったサーブの場面まで、公式記録と本人の言葉で見ていきます。
目次
01石川真佑は何がすごい? 174cmで世界選手権のベストアウトサイドヒッター
| 2025年世界選手権の部門 | 石川真佑の記録 | 順位 |
|---|---|---|
| 総得点 | 141点 | 3位 |
| アタックの得点 | 128点 | 2位 |
| サーブレシーブの成功 | 73回 | 1位 |
| スパイクレシーブ(ディグ) | 73回 | 2位 |
| 個人賞 | ベストアウトサイドヒッター(ドリームチーム) | |
※出典:Volleyball World(国際大会の公式サイト)2025年9月9日の記事。日本は4位
石川真佑(いしかわ・まゆ)選手のすごさは、身長174cmと世界では小柄なのに、点を取る力と守る力の両方で世界のトップ級の数字を残していることです。2025年8〜9月にタイで開かれた世界選手権では、女子日本代表のキャプテンとして4位に導き、大会のベストアウトサイドヒッターに選ばれました。
大会公式の個人ランキングでは、総得点が3位、アタックの得点が2位でした。さらに、サーブレシーブの成功数は73回で全選手の中で1位です。アウトサイドヒッター(攻撃とサーブレシーブの両方を担うポジション)は攻めも守りも求められますが、その両方で上位に入りました。
2026年8月には、アジアバレーボール連盟から2025年シーズンの女子最優秀選手賞も受けています(THE ANSWER・2026年8月11日)。
02プレースタイルと強みは? 崩れたトスでも打ち切る力と多彩な攻め
石川選手のいちばんの武器は、「ハイセット」を打ち切る力です。ハイセットとは、セッターがいつもの位置から離れたところから、高くゆっくり上げるトスのこと。パスが乱れたときに上がることが多く、相手のブロックもそろいやすい、打ちにくいボールです。
web Sportivaは、石川選手は少しパスが崩れても、アンダーハンドで上がったボールでも空中で合わせて打ち切れ、「その技量は世界でも屈指」と書いています。コースを狙い、フェイントを入れ、ブロックに当てて外に出す「ブロックアウト」も使い分けます(2025年9月2日)。
本人も「世界を相手にした時に高いブロックが揃ってくるので、いかに得点につなげるかはイタリアに行って学ぶことができました」と話しています。二段トス(セッター以外が上げたトス)を決めきることは「個人としても、そこはひとつ、得意としているところ」だそうです(web Sportiva・2026年6月1日)。
03レシーブは下手? 世界選手権でサーブレシーブ成功は1位
| 順位 | 選手(国) | サーブレシーブ成功 |
|---|---|---|
| 1位 | 石川真佑(日本) | 73回 |
| 2位 | ジュリア・ベルクマン(ブラジル) | 65回 |
| 3位 | ガビ(ブラジル)、エレナ・カゾート(フランス) | 64回 |
※出典:Volleyball World(2025年9月9日)。2025年世界選手権の「ベストレシーバー」部門
「石川真佑 レシーブ 下手」と検索されることがありますが、国際大会の記録を見る限り、レシーブは世界でもトップクラスです。2025年の世界選手権では、サーブレシーブの成功数で2位に8回差をつけて1位でした。相手のスパイクを拾った数(ディグ)も73回で2位です。
同じ大会の1次リーグのセルビア戦では、サーブレシーブの成功がチームで群を抜いて多い12回でした(web Sportiva・2025年9月2日)。本人は2026年9月、トルコへ出発する前に「守備の面でも貢献していければ」と話しています(共同通信)。
04【データ】174cmは女子代表のアウトサイドヒッター14人で11番目
日本バレーボール協会(JVA)の2026年度女子日本代表の登録メンバーで、石川選手の174cmはアウトサイドヒッター14人の中で11番目(2人が同じ身長)です。アウトサイドヒッターの平均177.1cmより3cmほど低く、代表37人全体の平均174.7cmとほぼ同じです。
20代女性の平均(157.5cm・厚生労働省「国民健康・栄養調査」2019年)よりは16.5cm高いものの、世界の大会では190cm台の選手も珍しくありません。身長で勝つのではなく、技術と判断で点を取っていることが、石川選手のすごさだといえます。身長や体づくりの話は石川真佑の身長の記事にまとめています。
※2026年10月15日時点のJVA登録メンバー37人をバレー図鑑が集計。
05キャプテンはいつから? 2025年5月から、前のキャプテンは古賀紗理那さん
石川選手が女子日本代表のキャプテンになったのは2025年5月です。JVAが5月14日、石川選手の25歳の誕生日に発表しました(バレーボールキング)。前のキャプテンは、2024年のパリ五輪の後に引退した古賀紗理那さんです。同じ時期に兄の石川祐希選手も男子日本代表のキャプテンを務めていて、兄妹そろってのキャプテンになりました。
キャプテンについて石川選手は「紗理那さんみたいに、というよりも、自分らしくチームを引っ張っていけたら」と話しています(web Sportiva・2025年9月2日)。元日本代表の木村沙織さんは「上手に言葉で伝えるようなタイプじゃないかもしれないけど、プレーで引っ張っている」と評しました。
2026年もキャプテンを続けています。2026年9月のアジア大会だけは石川選手がメンバーに入らず、関菜々巳選手が代わりを務めました。その理由は石川真佑がアジア大会に出ない理由の記事で詳しく書いています。
06サーブが相手の背中に当たった試合は? 2025年世界選手権のセルビア戦
「石川真佑 サーブ 背中」で話題になったのは、2025年8月27日の世界選手権、1次リーグのセルビア戦です。第4セットの8-6の場面で、石川選手のサーブが、よけようとしたセルビアのヴァニャ・ブキリッチ選手の背中に当たり、日本の得点になりました。石川選手は思わず舌を出して驚いた表情を見せています(SPREAD・2025年8月28日)。
この場面はVolleyball Worldの公式SNSも動画で紹介しました。日本は大会2連覇中だったセルビアに3-1で勝ち、1次リーグを全勝で1位通過しています。石川選手はこの試合でチーム最多の19得点を挙げ、日本のサービスエース3本のうち2本を決めました(Volleyball World・2025年8月27日)。
07いつから日本代表? 2019年に19歳でデビュー
| 年 | 主なできごと |
|---|---|
| 2019年 | 4月に日本代表に初登録。9月のワールドカップ初戦ドミニカ共和国戦でデビュー |
| 2021年 | 東京五輪に出場 |
| 2024年 | ネーションズリーグ準優勝、パリ五輪に出場 |
| 2025年 | キャプテンに就任。世界選手権4位でベストアウトサイドヒッター |
| 2026年 | ネーションズリーグ8強、アジア選手権3位。トルコのエジザジュバシュへ |
※出典:web Sportiva(2019年9月22日・2025年9月2日・2026年6月1日)、Volleyball World、共同通信
石川選手が初めて日本代表に登録されたのは、下北沢成徳高校を卒業した2019年4月です。この年はU20(20歳以下)の世界選手権と、若手中心で臨んだアジア選手権で優勝し、どちらでもMVPに選ばれました(web Sportiva・2020年5月18日)。その活躍で急きょメンバーに呼ばれたワールドカップでは、初戦のドミニカ共和国戦にピンチサーバー(サーブを打つために途中から入る選手)として出て代表デビューしています(web Sportiva・2019年9月22日)。
当時19歳の石川選手について、対戦したロシアの監督は「石川は若いが、リーダーだ。日本の宝だと思う」と話しました。その後は東京五輪とパリ五輪に出場し、2023-24シーズンからはイタリアのセリエAへ渡ってプレーの幅を広げました。2024-25シーズンにはノヴァーラで欧州のCEVカップに優勝しています。
よくある質問
石川真佑のアタック決定率は?
大会ごとの決定率は、国際大会ならVolleyball World(大会公式サイト)の選手ページで見られます。2025年世界選手権では、アタックの得点128点が大会2位でした(Volleyball World)。
石川真佑のポジションは?
アウトサイドヒッターです。サイドから攻撃し、サーブレシーブにも加わるポジションです。
石川真佑はサーブも得意?
2025年世界選手権のセルビア戦では、日本のサービスエース3本のうち2本を石川選手が決めました(Volleyball World)。2019年の代表デビュー戦も、ピンチサーバーとしての出場でした。
石川真佑の背番号は?
2026年度の女子日本代表では4番です(日本バレーボール協会の登録・2026年10月時点)。
まとめ:石川真佑のすごさは「小柄でも攻守とも世界トップ級」
- 2025年世界選手権で総得点3位、アタック得点2位、サーブレシーブ成功1位。ベストアウトサイドヒッターに選ばれた
- 強みは、崩れたトスでも打ち切る力と、コースやブロックアウトを使い分ける多彩な攻め
- 174cmは女子代表のアウトサイドヒッター14人で11番目。身長ではなく技術で勝負している
- キャプテンは2025年5月から。前のキャプテンは古賀紗理那さん
- サーブが背中に当たったのは2025年8月27日のセルビア戦。代表デビューは2019年
石川選手のデータは選手図鑑で、注目されている選手は注目度ランキングで見られます。トルコのエジザジュバシュへ移った理由は石川真佑のトルコ移籍の記事にまとめています。
※この記事の情報は2026年10月15日時点のものです。
出典・参考
- Volleyball World「Vargas emerges as women’s World Championship best scorer, spiker and server」(2025年9月9日) https://en.volleyballworld.com/volleyball/competitions/women-world-championship/news/vargas-emerges-as-women-s-world-championship-best-scorer-spiker-and-server
- Volleyball World「Japan beat defending champions to top pool in Thailand」(2025年8月27日) https://en.volleyballworld.com/volleyball/competitions/women-world-championship/news/japan-beat-defending-champions-to-top-pool-in-thailand
- 日本バレーボール協会 2026年度 女子日本代表 登録メンバー https://www.jva.or.jp/national_team/2026/women_member/
- web Sportiva「石川真佑が牽引して世界バレー4連勝」(2025年9月2日) https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/otherballgame/volleyball/2025/09/02/post_45/
- web Sportiva「石川真佑は積極的にマイクを握り、先頭に立って」(2026年6月1日) https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/otherballgame/volleyball/2026/06/01/post_39/
- web Sportiva「石川真佑は敵将も認める『日本の宝』」(2019年9月22日) https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/otherballgame/volleyball/2019/09/22/___split_12/
- web Sportiva(2020年5月18日) https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/otherballgame/volleyball/2020/05/18/_split_w/
- バレーボールキング「女子日本代表の新キャプテンは石川真佑!」(2025年5月14日) https://volleyballking.jp/article/35995/
- SPREAD「石川真佑、まさかの“サービスエース”に驚愕の表情」(2025年8月28日) https://spread-sports.jp/archives/354953
- THE ANSWER(AVCガラ授賞式・2026年8月11日) https://the-ans.jp/news/714069/
- 熊本日日新聞(共同)「石川「新しい挑戦楽しみ」 バレー女子主将がトルコへ」(2026年9月14日) https://kumanichi.com/articles/2035772
