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石川真佑の高校は下北沢成徳|裾花中に進んだ理由と中高で全国優勝7回の成績

公開 バレー図鑑 編集部
この記事の選手石川真佑記事9本
こんな疑問に答えます
  • 石川真佑の高校はどこ? 春高の成績は?
  • 中学はなぜ長野の裾花中学校?
  • 何歳からバレーを始めた?
  • 大学には行った? 年齢と出身は?

石川真佑選手の出身高校は、東京都世田谷区の下北沢成徳高校です。愛知県岡崎市で育ち、中学から親元を離れて長野市立裾花中学校へ進み、中学・高校の6年間で全国優勝を7回経験しました。この記事では、裾花中と下北沢成徳を選んだ理由を本人の言葉でたどり、全国大会の成績を日本バレーボール協会の公式記録で一覧にします。

目次

01石川真佑の高校は下北沢成徳。小学校から大学までの学歴

石川真佑の学歴とバレーの歩み
小学3年愛知県岡崎市でバレーを始める2013年4月長野市の裾花中へ(親元を離れる)中学1年全中で優勝(会場は地元の岡崎)中学3年全中で優勝・県選抜でも日本一2016年4月東京の下北沢成徳高校に入学高校1年インターハイと春高で優勝高校3年主将でインターハイ・国体を優勝2019年大学に進まず東レアローズへ岡崎の小学校裾花中下北沢成徳東レアローズ
出典:日本バレーボール協会の大会記録、愛知県スポーツ局 aispo!web(2025年9月15日・本人インタビュー)、Number Web(2019年3月24日)、MBS「情熱大陸」番組ページ。入学年は2000年5月生まれからの計算。バレー図鑑が作図

バレーボール女子日本代表キャプテンの石川真佑(いしかわ・まゆ)選手の出身高校は、東京都世田谷区にある私立の下北沢成徳(しもきたざわせいとく)高校です。愛知県岡崎市で生まれ、小学校までを岡崎で過ごしたあと、中学から親元を離れて長野市立裾花(すそばな)中学校へ進みました。

下北沢成徳では、1年生でインターハイと春高バレーを制し、3年生では主将としてインターハイと国体を制しました。大学には進まず、2019年にVリーグの東レアローズに入りました。所属した東レアローズの公式Instagramの選手紹介でも、出身校は「下北沢成徳高校」と紹介されています。

東レアローズ公式Instagramの選手紹介(東レ時代)。出身地は愛知県、出身校は「下北沢成徳高校」と紹介

02何歳からバレー? 小学3年、姉と兄の練習試合を見て始めた

CBCニュース【CBCテレビ公式】「女子バレー・石川真佑(25)の“意外な素顔” 14年前の卒業文集に綴った夢は…」(2026年5月公開)。2026年4月、岡崎市の母校の小学校を訪ね、卒業文集の「将来の夢」を読み返す

石川選手がバレーボールを始めたのは小学3年生(8〜9歳)のときです。愛知県の公式スポーツサイト「aispo!web」のインタビュー(2025年9月)で、本人は「姉と兄がバレーボールをやっていて、練習試合を見ていて『楽しそうだな』と思って、小学3年生から始めました」と話しています。兄は男子日本代表の石川祐希選手です。

小学5年生まではトスを上げるセッターで、6年生からスパイクを打つ役割に変わりました。小学生の全国大会ではベスト8やベスト16で終わることが多く、「すごく悔しくて、もっとうまくなりたいと思いました」と振り返っています。3歳から公文式の教室にも通い、学校のあとに教室で学習し、夜7時ごろからクラブの練習に向かう毎日だったそうです(KUMON now!のインタビュー)。

小学校の卒業文集の夢は「全日本バレーボール選手」

2026年4月3日、石川選手は岡崎市の母校の小学校を訪ねました。CBCテレビの取材によると、卒業文集の「将来の夢」の欄には「全日本バレーボール選手」と書いていて、性格の欄は「負けず嫌い」でした。当時のクラブの監督は「簡単な練習よりも上の学年の子たちと一緒にやっていて難しいほうが嬉しそうだった」と話しています。

子どものころの夢は、日本代表のキャプテンという形でかなえたことになります。家族とバレーの関わりは石川祐希は何人兄弟?で紹介しています。

※小学校の校名は、本人や所属先・協会の発表では確かめられなかったため、この記事では「岡崎市の小学校」としています(Wikipediaは岡崎市立矢作南小学校と記載)。

03なぜ長野の裾花中学校へ? 1歳上の先輩に声をかけられた

時期大会結果
中1・2013年全中優勝
中2・2014年全中準優勝
中3・2015年全中優勝
中3・2015年JOC杯優勝

※日本バレーボール協会の大会記録によります。全中は全日本中学校選手権(8月)、JOC杯は全国都道府県対抗中学大会(12月・長野県選抜として出場)です。決勝の相手は2013年が金蘭会中、2014年が金蘭会中(0-2)、2015年が北沢中(2-0)、JOC杯が長崎(2-1)。

石川選手が中学から長野の裾花中学校に進んだのは、1歳上の先輩が裾花中に行っていて、その先輩に声をかけてもらったからです。aispo!webのインタビューで本人は「その方に声をかけていただき、入学しました。それがなかったら今こうしてバレーボールをやっていなかったでしょうし、そういう意味ではご縁があったなと思います」と話しています。小学生の全国大会で勝てなかった悔しさも、強豪校を選んだ背景にありました。

裾花中は長野市立の公立中学校で、全国大会で何度も優勝しているバレーボールの強豪です。石川選手を指導した今井一仁監督は、裾花中を全国優勝3度に導いた指導者です(信濃毎日新聞・2021年7月)。今井監督は「石川は当時から五輪出場を目標に掲げていた」と話しています。

親元を離れて最初はホームシックに

中学生で愛知の実家を離れる生活は、簡単ではなかったようです。本人は「練習はとても厳しかったですし、親元を離れたこともあって最初はホームシックになりましたが、自分が決めたことだから頑張ろうと思って毎日練習しました」と振り返り、中学時代は「バレーボールと勉強の二本立て」だったと話しています(aispo!web)。

家族については「中学から親元を離れましたが、両親も私のやりたいことを尊重してくれている」と話しています(KUMON now!)。裾花中では1年生からレギュラーとして試合に出て、全中で2回の日本一を経験しました。1年生のときの全中は、生まれ故郷の岡崎市の体育館が会場でした。

04下北沢成徳を選んだ理由は「自分で考える力」

打っていたトス中学までは速くて低いトスが中心 → 成徳では高く上がるトスもしっかり打つ
身につけたい力自分で考えて動ける力
体づくり入学時は体脂肪率23%超 → 3年間のトレーニングで16%に

※文春オンライン(2019年10月)、Number Web(2019年3月24日)の記事をもとにバレー図鑑がまとめました。

中学で日本一になった石川選手には、いくつもの高校から声がかかりました。その中で下北沢成徳を選んだ理由を、本人は高校卒業のころのインタビューで「自分で考える力はここでしか身につけられないと思って成徳に決めました」と話しています(Number Web・2019年3月24日)。

同じインタビューでは、「やらされてやっているだけではうまくならない」「成徳は選手自身で考えてやっている印象があった」とも話しています。中学までは速いバレーだったので、高く上がるトス(オープン)もしっかり打てるようになりたかったそうです。

下北沢成徳は、木村沙織選手や黒後愛選手など多くの日本代表選手を出してきた名門です。1981年からチームを指導する小川良樹監督のもとで、器具を使ったウエイトトレーニングや体幹トレーニングに取り組み、入学時に23%を超えていた体脂肪率は16%まで下がりました。174cmと小柄ながら力強いスパイクを打てるようになった土台は、この3年間にあります。身長と打点の話は石川真佑の身長は174cmで紹介しています。

05【データ】高校3年間の全国大会成績を公式記録で確認

1年 インターハイ優勝(2016年8月7日 決勝 金蘭会に3-0)
1年 春高バレー優勝(2017年1月8日 決勝 就実に3-0)
2年 春高バレー3位(2018年1月7日 準決勝 金蘭会に1-3)
3年 インターハイ優勝(2018年8月5日 決勝 金蘭会に3-0)
3年 国体優勝(東京都代表・2018年10月8日 決勝 大阪府に3-1)
3年 春高バレー3位(2019年1月12日 準決勝 東九州龍谷に2-3)

※日本バレーボール協会の公式記録(大会結果)をもとにバレー図鑑がまとめました。春高バレーは3位決定戦がなく、準決勝で負けた2校が3位です。国体は都道府県の代表として出る大会で、下北沢成徳の選手を中心とした東京都代表として優勝しています。

日本バレーボール協会の公式記録で数えると、石川選手が下北沢成徳にいた3年間で、チームは全国大会で4回優勝しています。中学の全中2回と長野県選抜での優勝を合わせると、中学・高校の6年間で全国優勝は7回です。

春高バレー(全日本バレーボール高等学校選手権大会)は3年連続で準決勝以上に進み、毎年センターコートに立ちました。ただ、優勝は1年生のときの1回だけです。2年生のときはインターハイと国体でも頂点に届かず、春高は準決勝で金蘭会に敗れました。

1年生からレギュラーで春高優勝

石川選手は1年生からレギュラーとしてコートに立ち、2017年1月の春高決勝では就実をストレートで破って優勝しました。2年生では背番号1のエースになり、「いつかは『石川祐希の妹』ではなく『石川真佑の兄』となるように」と話しています(高校生新聞・2017年)。

3年生は主将。最後の春高は準決勝でフルセット負け

3年生では主将を務め、インターハイと国体の決勝でライバルの金蘭会と大阪府代表を破って2冠を達成しました。春高で優勝すれば「高校3冠」でしたが、2019年1月12日の準決勝で東九州龍谷にフルセットの末2-3で敗れています。

フジテレビ SPORTSすぽると!「【フジテレビ公式】春の高校バレー2019女子準決勝・東九州龍谷(大分)vs下北沢成徳(東京)<準決勝ダイジェスト>」(2019年1月公開)。石川真佑が主将だった下北沢成徳と東九州龍谷の準決勝

最終セットに11-13と2点差に迫った場面で、石川選手のサーブはネットを越えませんでした。本人はのちに「最後の春高で思い出すのはいつもあのサーブ。もう1回やり直させてほしい、って今でも思うんです」と話しています(スポーツナビ・2020年12月)。兄の祐希選手は星城高校で2年連続の高校3冠を達成していて、兄妹での3冠はかないませんでした。兄の高校時代は石川祐希の高校は星城高校で紹介しています。

06大学には行った? 進学せず18歳で東レアローズへ

2019〜2023年東レアローズ(日本)
2023-24イル・ビゾンテ・フィレンツェ(イタリア)
2024〜2026年イゴール・ゴルゴンゾーラ・ノヴァーラ(イタリア)
2026-27エジザジュバシュ(トルコ)

石川選手は大学には進学していません。2019年3月9日、内定選手として東レアローズからVリーグのファイナル8の久光製薬戦に出場し、デビューしました(Number Web・2019年3月24日)。高校の同級生の野呂加南子選手、大崎琴未選手も同じ年に東レに入りました。

デビュー当時のインタビューでは「私、バレーしかないんです(笑)」と話し、「まずVリーグでしっかり活躍して、自分のプレーができるようになりたい」と目標を語っていました。その2019年に日本代表に初めて登録され、U20世界選手権では主将として日本の初優勝に貢献し、大会の最優秀選手(MVP)に選ばれています。

東レで4シーズンを過ごしたあと、2023年からイタリアで3シーズンプレーし、2026-27シーズンはトルコのエジザジュバシュに所属しています。移籍の理由は石川真佑はなぜトルコへ?で紹介しています。

07石川真佑は26歳・愛知県岡崎市出身。ハーフという発表はない

石川選手は2000年5月14日生まれで、2026年10月16日時点で26歳です。出身は愛知県岡崎市です。兄の祐希選手(1995年12月生まれ)とは学年で5つ違います。身長は日本バレーボール協会の登録で174cmで、20代女性の平均(157.5cm)より16.5cm高い一方、2026年度の女子日本代表37人の中では22番目です。

「石川真佑 ハーフ」と調べる人もいますが、本人や所属先・協会からそうした発表はありません。元日本代表監督の眞鍋政義さんの著書によると、父は陸上、母はバスケットボールの元実業団選手で、スポーツ一家で育ちました(Number Web・2024年6月)。

検索で上位に出るweb Sportivaの記事(2018年1月)は、見出しが「石川の妹、ハーフの逸材、二刀流...。」となっています。これは春高バレーの注目選手を何人か並べた見出しで、「ハーフの逸材」は別の高校の別の選手を指しています。見出しの並びから、石川選手のことだと受け取られた可能性があります。

よくある質問

石川真佑は何年に高校を卒業した?

2000年5月生まれなので、2019年3月の卒業です。2019年3月9日には内定選手として東レアローズからVリーグにデビューしています。

下北沢成徳の同級生にはだれがいる?

月刊バレーボールによると、同学年には仁井田桃子選手、のちに東レでも同じチームになる大崎琴未選手・野呂加南子選手がいました。1学年上には黒後愛選手がいます。

裾花中学校は私立?

長野市立の公立中学校です。全日本中学校選手権で何度も優勝している強豪で、石川選手は愛知県から越境して進学しました。

兄の石川祐希の高校は?

愛知県の星城高校です。2年連続でインターハイ・国体・春高を制した「高校6冠」で知られます。くわしくは石川祐希の高校は星城高校で紹介しています。

下北沢成徳の偏差値は?

偏差値はコースや調べたサイトによって違い、公的な数字ではないため、この記事では扱いません。

まとめ:石川真佑は岡崎・長野・東京と学校を移りながら日本一を重ねた

  • 出身高校は東京都の下北沢成徳高校。中学は長野市立裾花中学校、小学校までは地元の愛知県岡崎市
  • バレーを始めたのは小学3年。姉と兄の練習試合を見て「楽しそう」と思ったのがきっかけ
  • 裾花中へ進んだのは、1歳上の先輩に声をかけられたから。全中で2回優勝した
  • 下北沢成徳を選んだのは「自分で考える力」を身につけるため。1年で春高優勝、3年で主将としてインターハイと国体を制した
  • 大学には進まず、2019年に東レアローズへ。2026-27シーズンはトルコでプレー

石川選手の身長や所属は選手図鑑で確かめられます。プレーの特徴は石川真佑は何がすごい?もあわせて読んでみてください。

※この記事の情報は2026年10月16日時点のものです。

出典・参考

  1. 愛知県スポーツ局 aispo!web「バレーボール女子日本代表キャプテン・石川真佑 『もっとうまくなる』が強さの原動力」(2025年9月15日) https://aichi-sports.jp/pickup/4840/
  2. Number Web「『祐希の妹』を脱却し、プロの道へ。東レ石川真佑の笑顔が弾けた1本。」(2019年3月24日) https://number.bunshun.jp/articles/-/838683
  3. 日本バレーボール協会 第43回全日本中学校選手権大会 女子決勝トーナメント結果(2013年) https://archive.jva.or.jp/in_japan/games/zenchu/2013/kt_kekka_zenchuw2013.pdf
  4. 日本バレーボール協会 公式記録 第44回全日本中学校選手権大会 女子 https://records.jva.or.jp/results/scorebox/23
  5. 日本バレーボール協会 公式記録 第45回全日本中学校選手権大会 女子 https://records.jva.or.jp/results/scorebox/184
  6. 日本バレーボール協会 公式記録 第29回全国都道府県対抗中学大会 女子 https://records.jva.or.jp/results/scorebox/198
  7. 日本バレーボール協会 公式記録 全国高校総体 女子(2016年) https://records.jva.or.jp/results/scorebox/233
  8. 日本バレーボール協会 公式記録 第69回全日本高等学校選手権大会 女子 https://records.jva.or.jp/results/scorebox/290
  9. 日本バレーボール協会 公式記録 第70回全日本高等学校選手権大会 女子 https://records.jva.or.jp/results/scorebox/357
  10. 日本バレーボール協会 公式記録 全国高校総体 女子(2018年) https://records.jva.or.jp/results/scorebox/366
  11. 日本バレーボール協会 公式記録 第73回国民体育大会 少年女子 https://records.jva.or.jp/results/scorebox/407
  12. 日本バレーボール協会 公式記録 第71回全日本高等学校選手権大会 女子 https://records.jva.or.jp/results/scorebox/424
  13. CBC MAGAZINE 石川真佑の母校訪問(2026年6月9日) https://hicbc.com/magazine/article/?id=asiataikai-movie-26042101
  14. KUMON now! 学習経験者インタビュー 石川真佑さん(前編・後編) https://www.kumon.ne.jp/kumonnow/obog/116_2/
  15. 文春オンライン「不安だらけの女子バレー……新星・石川真佑は“兄妹で”日本を救えるか?」(2019年10月2日) https://bunshun.jp/articles/-/14478?page=2
  16. 信濃毎日新聞「東京五輪バレー女子 石川と田代が代表入り 長野市裾花中出身」(2021年7月1日) https://www.shinmai.co.jp/feature/olympic/2020tokyo/article/2021/07/01002218.php
  17. 月刊バレーボール「つながり」石川真佑の中学・高校時代 https://www.getsuvolley.com/210619_connection
  18. スポーツナビ「石川真佑が振り返る、春高の記憶」(2020年12月28日) https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/202012280003-spnavi
  19. サンケイスポーツ「石川真佑、涙…兄妹3冠の夢散る」(2019年1月13日) https://www.sanspo.com/article/20190113-7VU6V4LH35JZ5JJAMTR6XIXW5A/
  20. 高校生新聞「バレー女子 下北沢成徳の2年生エース 石川真佑」(2017年) https://www.koukouseishinbun.jp/articles/-/2106
  21. web Sportiva 春高バレーの注目選手(2018年1月3日) https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/otherballgame/volleyball/2018/01/03/_split/
  22. Number Web 眞鍋政義『眞鍋の兵法』より(2024年6月20日) https://number.bunshun.jp/articles/-/861951
  23. MBS「情熱大陸」石川真佑(2026年7月5日放送) https://www.mbs.jp/jounetsu/2026/07_05.shtml
  24. 日本バレーボール協会 2026年度 女子日本代表 登録メンバー https://www.jva.or.jp/national_team/2026/women_member/
バレー図鑑 編集部

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